初めてのグランピング “なんちゃってグランピング”を10枚の画像で解説
こんにちは。
Kotobukiです。
今回のテーマは、いま大流行のグランピングです。
コロナ禍の中で海外旅行に行けない、国内旅行も制限が加わる中で、プライベートが確保できるグランピングに人気が集中しています。
人気の施設は、休日ともなれば、なかなか予約が取れないようですよ。
今回の休みでグランピングデビューをお考えの方も多いはず。
でも、どこへ行けばいいのか、分かりにくいグランピング。
今回は「なんちゃってグランピングで失敗しないポイント」をまとめました。
「そこ選ぶ!?」
と家族、彼女、友達からポイントを下げられないよう、グランピングは気を付けて選びましょうね。
そもそもグランピングとは?
グランピングとは「グラマラス(豪華な)」「キャンプ」の造語。
元来はヨーロッパからやってきた、新しい旅のスタイルです。
豪華なキャンプですから、「自然の中に滞在」しつつも「快適」「機能的」「お洒落」なサービスを体験できるというのが本来の意味です。
実際、アメリカで有名なアマンギリのグランピングは、砂漠の真ん中にありながら高級ホテル以上の設備、一泊数十万円もする豪華さです。
でも国内のグランピングに目を転じれば、キャンプ場の一画に簡易なテントを張っただけのものや、隣の話し声が丸聞こえな団地型グランピングなど、とても「豪華なキャンプ」とは言い得ないものもがあるので、気をつけてくださいね。
テントのタイプは?
グランピングのテントもタイプが様々です。
グランピングテント御三家と言えば、
アスガルドテント(コットンテント)
2016年グランピングブームの当時は、こちらのコットン生地のタイプがほとんどです。
当時オープンした老舗の有名グランピングは、このタイプを採用している施設が多いです。
自然素材なので、夏は暑く、冬は寒い。
雨の日はジトジトで、梅雨時は湿気でカビだらけ。
真冬は、ほんと冷凍庫の中で過ごすようで、「凍死しないように」と警告したくもなります。
台風や風の強い日は倒壊の危険性もありますね。
一方でこちら、テント費用が安いこともあり、宿泊料は安いです。1泊1名10,000円を下回る施設もありますね。
季節の良い時に、リーズナブルにという方ならお薦めです。
ロータスベルテント
ロータスベルテントは、玉ねぎ型の形がインスタ映えして、女性や子供に人気です。
こちらもコットンテントと同様、高温多湿の日本の気候風土に合っていないです。
泊まる場合は、それなりに覚悟してお泊り下さい。
ドームテント
この1~2年の一番人はドームテントです。
ナイロンの外幕と、断熱材の入った内幕の2層構造なので、夏は涼しく、冬は暖か、湿気にも強く、室内にいるのと同様の快適さです。
アルプスの雪山、中東の砂漠の真ん中にも設置されているので、その快適性は実証済です。
宇宙船のような形も、なかなかスタイリッシュでインパクトがありますね。
このテントの難点は、宿泊料が他の2つと比べて高額なこと。
1つ200万円ほどするらしいので、仕方ないですかね。
機能性や快適性でいえば、実はこの中ならドームテント一択だったりします。
とはいえ、新型で居住性に優れたテントも新しく紹介されているので要チェックですね。
「エアコン無し」は死ににいくようなもの
この時代に、さすがにエアコンは付いているだろう!
と、お父さんの突っ込みも聞こえてきそうですが、意外とついていないグランピングは存在するので注意です。
特にキャンプ場の一画で、ロクにお金もかけずに始めたようなのに多いです。あとは信州や北海道の施設もついていないのが多いです。
涼しい信州の高原も、真夏は余裕で30度超えてきますけど、大丈夫なんでしょうか?
夏な熱中症、冬は凍死。真面目な話、生き死ににかかわるので、予約の際は充分に確認してくださいね。
トイレ・シャワーは専用?
共用トイレとシャワーを利用する施設もあれば、各テント専用のトイレ・シャワーを利用する施設もあります。
中には、各テントに客室温泉風呂のついた豪華なものまで。
反面、10棟の施設で、2つのトイレ、2つのシャワーを共用する所もあります。
だいたいシャワーを使いたい時間なんて、みんな同じでは?
夏休みの繁忙期なんて、かなりトイレやシャワー前は混雑しますし、綺麗とは言えないですし。
キャンプ場とか、公園のトイレじゃないし、そもそも高い料金を払っている訳で、これは避けておきたいところです。
雨の日のBBQは?
グランピングが常に晴天の中で行われる訳ではありません。
あいにく雨の日や、寒い日、風の強い日にあたることも。
もちろん晴れた日がベストですが、万が一の悪天候の時でも、なんとかBBQが成立する機能は必要です。
あなたなら次の3枚の写真のうち、どこでBBQをしたいですか?
A.完全に青空の下
B.天幕はあるので日差しや雨(真上から)はしのげる
C.室内(窓は開放可)
写真は盛っていない?
撮影アングル次第で、あるいは加工技術で、まるで大自然の中の豪華な見栄えにみえたりします。
でも実際に行ってみると、隣との距離はわずか数メートル、居酒屋の隣席と違わないような距離感の所もありますね。
今はSNSで、皆さんガンガン写真をアップしてくれています。
公式サイトの「盛った写真」だけでなく、インスタグラムやGoogle画像検索で「リアルな姿」もしっかりチェックしておきましょう。
下の2枚の写真は、同じ施設の同じテントです。
見比べれば、受ける印象が明らかに違いますね。
A.公式サイトより
B.インスタグラムより
いかがでしょう?
ブームでグランピング施設が全国的に増えてきています。
でもこれだけブームになれば、漁夫の利を狙って、ポリシーもなく、お金もかけず参入する、質の悪い事業者が増えることも事実です。
その反面、しっかりしたポリシーで運営している良い施設もあるので、そこは慎重に選びましょう。
今回は、ここまで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。